トーンモバイルの有料見守りサービス「TONEファミリー」では、細やかな利用制限でお子さんのスマホ依存を予防します。
実際にはどんな風に制限できる?設定方法や他社との違いは?
こんな疑問に答えます!
要点を先に言うと
アプリごとやスマホ全体に、時間帯もしくは合計時間で細かく制限ができます。設定は簡単で子端末からアンインストールできない仕様。スマホへのアプリダウンロードは保護者の許可制なので、安全性も保たれます。
きめ細やかな利用制限ができることから、東京都をはじめとした9都県市から推奨を受けている見守り機能です。
自画撮り被害防止カメラ付き
それでは、早速まいりましょう!
TONEファミリーでできること
オプションサービス「TONEファミリー」でできる見守り機能は以下のとおりです。
居場所確認 | お子さんの 現在・過去位置確認 |
ジオフェンス | GPSを使った機能 |
警告 | ・異常移動警告 ・歩きスマホ防止 |
アプリ制限 | アプリ個別の制限 |
TONEのロック | スマホ全体のロック |
伝言 | 長押ししないと 消えないメッセージ |
通知 | ・子端末残量低下 ・動画チケット購入 |
あんしんイン ターネット ※別途申し込み要 | フィルタリング |
・エアノック ・家族サポート | トーン端末同士 での機能 |
TONEカメラ | 自画撮り被害防止 |
ライフログ | ・歩数や消費カロリー ・3密感知 (COCOA有の場合) |
このページでは、TONEファミリーの中でもスマホを使うお子さんと関わりの深い「ネットの利用制限」(上記表内赤字部分)について深堀りしていきます。
保護者の方向けのGPSを利用した見守り機能(上記表内緑字部分)については、別にまとめました。
他の見守り機能との具体的な違いは?
TONEファミリーオリジナル機種でできるネット利用制限を基準として、他社と比較してみます。
ホーム画面の 変更・固定 | アプリ ダウンロード 許可 | アプリごとの 利用制限 | アプリごとの 総合利用 時間制限 | 端末 時間制限 | |
---|---|---|---|---|---|
トーンモバイル Android端末 (トーン ファミリー) | できる | できる | できる | できる | できる |
トーンモバイル iPhone (トーン ファミリー) | できない | できない | できる※1 | できる※2 | できない |
・IIJmio ・BIGLOBE モバイル (iフィルター) | できない | できない | できる | できる | できる |
イオンモバイル (イオンモバイル セキュリティ Plus) | できない | できない | できる※3 | できない | できない |
mineo (スマモリ) | できない | できない | できる※3 | できない | できない |
・ahamo ・Yモバイル ・UQmobile ・povo ・LINEMO (あんしん フィルター) | できない | できない | できる | できる | できる |
・OCN モバイル ONE (マイセキュア) | できない | できない | できる | できない | できない |
以下2点ができるのは、TONEファミリーオリジナル機種だけです。
- ホーム画面の変更
- アプリダウンロードの許可制
それぞれの特徴とメリットを見てみましょう。
Teen画面
トーンモバイルのオリジナルAndroid機種はホーム画面の切り替えができ、使う方のスマホ慣れ具合にぴったりの使い心地が得られます。
もちろん壁紙も変えられます。
- シンプル:大きいメニューでスマホデビューの方にもやさしい
- Teen:見守り機能を有効にしたお子様向け画面
- Android標準:フルスペックで全て使える画面
イメージとしては、スマホデビューのおじいちゃんおばあちゃんは「シンプル画面」、パパママは「Android標準画面」、お子さんには「Teen画面」という使い分けになりますね。
トーンモバイルAndroid端末同士でのみできる機能(ノック・遠隔操作)も用意されています。
また、3大キャリアが販売する子ども向けスマホ
- ドコモのキッズケータイ SH-03M
- auのmamorino5
- ソフトバンクのキッズフォン2
などより大人っぽい外観・本格的なカメラ機能ながら、本体価格は9,980円で最安。(2022年4月時点)
それでいてしっかりとした見守り機能もあるから、見ためを気にするようになる小学校高学年~中学生のお子さんも納得の端末です。
アプリダウンロードは許可制
Teen画面に設定すると、アプリのダウンロードは全て許可制になります。
- 子端末から入れたいアプリのリクエストをする
- 保護者がチェックし許可/無効を選択
- 許可されればインストールできる
事前にアプリの内容が確認できるから、有料(またはアプリ内課金)があるアプリなどの勝手なインストールを防止できます。
お子さんの興味がわかり、会話のきっかけにもなりますよ。
- Google Playストア【必ずしも安全ではない】
- Android端末の場合、スマホアプリはGoogle Playストアからダウンロードするのが一般的です。
が、Google Playストアにあるアプリが必ずしも安全とは言い切れません。実際、2021年セキュリティ会社CheckPoint社によって9つの危険なアプリが発見されました。
悪意のあるアプリは、スマートフォン内のデータを盗み出す・勝手に電話をかけたり、SMSメッセージを送信する・同意なしにファイルをダウンロードするなどの動きを見せます。
- レビューが極端に悪くないか・5評価と1評価に分かれていないか
- ダウンロードしたいアプリについてインターネットで検索してみる
- アプリに許可する権限をチェックする
お子さんが小学生の高学年や、中学生なら一緒に確認するのもいいですね。
インターネットとの上手な付き合い方が身についていきます。
アプリや端末の利用時間制限
Teen画面に設定すると、アプリごとに細かく制限をかけることができます。(iPhoneで使う場合は特定のアプリのみ)
- アプリごとに細かな制限ができる
- ・いつでも使ってOK
・全く使えない
・この時間帯は使ってもOK
・この時間帯は使えない
・1日のうち〇時間は使ってもOK
「Youtubeは×、LINEは〇」などアプリごとに30分単位で設定OK。
さらにひとつのアプリ内で複数のことができるLINEでは、「オープンチャットは×、トークは〇」という使い分けもできます。
LINEの細かな利用制限もできますよ。
過去には雑誌VERYとのコラボで、ママたちの「あったらいいな」からサービスが登場しました。
「夜はしっかり寝て欲しい」を実現するため、利用者が12歳以下の場合自動的に22時~6時までスマホのロックが設定されます。(初めてTONEファミリーに登録する際・後で設定変更も可能)
例えば「夜はリビングルームにスマホを置いておく」というルール決めを受信音が鳴ったり光ったりしてしまっては、ママもお子さんも気になってしまうはず…。
機能でロックできるからストレスフリー!
スマホ全体のロック
・「TONEのロック」ボタンから、時間帯と曜日を組み合わせて設定可
・5パターンまで作れる(学校の日、お休みの日など作っておくと便利)
学校に入ったら端末を使えないようにといった「場所」との組み合わせ制限もできます。
他社スマホ会社で提供される見守り機能は、スマホ利用者自身でアプリをインストール&設定するタイプ。場合によっては、子どもにアンインストールされてしまう恐れも…。
トーンモバイルは「会員情報」から設定するだけでよく、子端末からは解除できない仕組みです。
【Oneファミリー】TONEファミリーをさらに便利に
「Oneファミリー」とはTONEファミリーをさらに便利にするチャットアプリのことです。(Oneファミリーを利用するには「TONEファミリー」加入必要:月額308円、初月無料)
見た目はLINEアプリのようなチャット画面で、
- TONEファミリー機能設定
- メッセンジャー機能
- 無料通話
- 現在地確認
- 利用状況確認
- 通知機能
こんなことができます。
中でも面白いのは「メッセンジャー機能」と「AIによるコミュニケーションサポート」です。
Oneファミリーのメッセンジャー機能
Oneファミリーのメッセンジャー機能では、利用者が管理者となって許可したメンバーだけでやりとりできる「超」安全な場が作れます。
ブロックチェーン利用でセキュリティも万全。
煩わしい広告や知らない人との関わりも生まれないので、小さいお子さんにも安心して使わせられます。
トーンモバイル契約外の人も5人まで参加可能。最大10人が一緒のグループでトークできます。
AIによるコミュニケーションサポート
例えばAIが何かのシグナルを受け取ると…
こんな風にメッセージを入れてくれます。
AIが歩きスマホを検知すると、お子さんの画面操作をブロックしたのち保護者に通知を送ります。
画面右上のボタンを押すだけで、AIが「ここにいます」と地図でお知らせ。
「#いまなに?」と入力すると、「YouTubeを使っています」と瞬時にAIが回答。
お子さんに適切なタイミングで適切な声かけをすることができます。(子どもに直接聞くと、うやむやにされたり、誤魔化すということもありますよね…)
簡単な操作で知りたいことがすぐわかる、とっても便利なアプリです。
まとめ:トーンモバイルは子どもの見守りに強い格安スマホ
親子での話し合いで決めた使い方のルールを見守り機能でセットしてしまえば、「言った言わない」「スマホの使いすぎ」を防ぎ、お互いスムーズに使いこなすことができます。
設定変更も、親の端末からカンタン。お子さんの成長と共に柔軟にルールを見直せます。
親子でスマホとのよい付き合い方を身に付けられます。
自画撮り被害防止カメラ付き
以上、【他社比較あり】TONEファミリーでできるネット利用制限|使い心地をユーザーママが解説…でした。