※2023年5月末をもってTONE e21 rev.2の販売は終了しました。
2022年6月1日、最新端末「e22」が登場しました。
9,980円のTONE e21 rev.2とどう違う?どっちを選ぶべき?
こんな疑問に答えます!
要点を先に言うと
新たに5GとeSIMやワイヤレス充電に対応し、さらに大画面になりました。本体価格32,780円のところ「TONE Labo」(無料)への加入で21,780円に。SDカード追加で最大GBまで対応します。時代にあわせアップグレードしつつ、TONEならではの魅力がつまったAndroid端末です。
ドコモショップ、カメラのキタムラでTONE e22を購入予定の方が「TONE Labo」へ参加するには、お店に行く前に公式サイトにて「承認番号」発行が必要です。
公式サイトからTONE e22申し込みの方は「承認番号」発行不要。
オンライン申し込みの方がカンタン!
トーンモバイルオリジナルAndroid端末e22とe21機能比較
▼変更点を赤字で示しました。
e22 | e21 | |
---|---|---|
価格 | 32,780円 →「TONE Labo」加入で 21,780円 | 9,980円 |
OS | Android 11.0 | Android 10.0 |
大きさ | 164.7 × 76.5 × 8.9mm | 162.4×77×8.85mm |
重さ | 191g | 185g |
液晶サイズ | 6.67インチ FHD+ (2400×1080) | 6.53インチFHD+ (2340×1080) |
アウトカメラ | 4,800万画素+ 広角800万画素+深度200万画素 | 4,800万画素+ 広角800万画素+深度200万画素+ マクロ200万画素 |
インカメラ | 1,300万画素 | 800万画素 |
CPU | MediaTek Dimensity 700 | MediaTek Helio P35 (MT6765V)OctaCore |
メモリ | 6 GB | 6 GB |
ストレージ | 128GB | 128GB |
SDカード | 512GB対応 | 256GB対応 |
電池 | 4,000mAh | 4,000mAh |
SIM | nano+eSIM | nano SIM |
同梱物 | SIM ピン/ 置くだけサポート | SIMカード台紙 / ACアダプタ / USB Type-Cケーブル / 置くだけサポート |
対応規格 | Wi-Fi (b,g,n,ac) / Bluetooth(5.2) / GPS / テザリング | Wi-Fi (b,g,n,ac) / Bluetooth(5) / GPS /Wi-Fiテザリング |
無線スペック | 4G:1/2/3/4/5/8/18/19/41 5G(Sub6):n77/n78/n79 | 2G :850/900/1800/1900 3G :B1/B6/B8/B19 4G:B1/B3/B8/B19 |
e22も自社設計による完全独自製品。
開発はCPSpeedが協力、製造はFise Technology Holidingです。
e21からの変更点は以下のとおりです。
- 価格が高くなった
- ボディ、液晶サイズがやや大きく、それに伴い重量もやや重くなった
- マクロカメラの廃止、インカメラの画素数向上
- CPUの向上
- SDカード利用で最大ストレージ容量向上(最大640GB)
- ACアダプタ、USB Type-Cケーブル付属しなくなった
- Bluetooth 5.2、eSIM、5G、ワイヤレス充電器対応
- 指紋センサーが背面中央からセンサーを内蔵した電源キーに
気になるポイントを確認してみましょう。
スタンドアローン(Stand Alone)方式による5Gサービス
5G スタンドアローン(Stand Alone)とは、4Gの設備を併用しない純粋な5Gサービスのこと。
- 超低遅延
- 超高速
- 多数同時接続
といった5Gで期待されるフル機能を実現するサービスです。4Gと比べて通信速度は20倍、遅延は10分の1、同時接続台数は10倍の進化が見込まれています。
「5G」と聞くと前述した「超高速」がイメージされると思いますが、トーンモバイルの5Gは「低遅延」に焦点を当てたサービスを重視しています。
これによってIP電話である「TONE電話」もよりスムーズに使えるようになります。
トーンモバイルはdocomo回線を利用しているので、5GのサービスエリアもNTTdocomoに準拠。
eSIM+nano SIM対応
eSIMとは、スマートフォンの機種内にあらかじめ埋め込まれた内蔵型SIMのことです。
欧米などで導入が進んでいるeSIM。日本でも政府からキャリアに対してeSIM促進のためのガイドラインが提示されています。
- SIMカードの差し替え不要
- 故障リスクが少ない
- 紛失の心配もない
とはいえ発売時点では、トーンモバイルは物理SIM(=従来の差し込み型SIM)のみの対応。eSIM提供は2022年秋ごろ開始予定とのことです。
TONE e22はSIMロックフリーなので、他社のeSIMサービス+トーンの物理SIMを組み合わせての使い方もできます。
従来トーンモバイル解約時にはSIMの返却が必要でした。eSIM本格開始後の契約からは、解約時の手間が軽くなりますね。
Qi規格のワイヤレス充電器対応
スマホを置くだけで充電できる「Qiワイヤレス充電器」に対応。ケーブルの抜き差し不要でとっても便利です。
そのため、e22は「ACアダプタ」や、「microUSB変換アダプタB to C」が付属しません。
端末とは別に購入が必要なので注意しましょう!
▼置くだけで充電できる「パッドタイプ」
▼立て掛けて画面も見やすい「スタンドタイプ」
▼持ち運んで使える「モバイルバッテリータイプ」
e22を割引で買える条件「TONE Labo」とは?
「TONE Labo」とは、将来的に提供予定の新サービスを検証する取り組みのこと。私たちが実際に使うことで、問題点・改善点がないか確認。よりよいサービスにするためのいい仕組みですね。
本体価格9,980円のe21に対して、e22は4倍近い32,780円です。
その本体価格が「TONE Labo」(無料)に加入することで、11,000円引きの21,780円で購入できるようになります。
e22はオンライン申し込みが便利
【TONE Labo参加+e22購入の場合】
・カメラのキタムラ/ドコモショップでの申し込み:TONE Labo事前登録が必要
・オンラインでの申し込み:端末申し込みと同時にTONE Labo参加可能
第一弾として、以下の3つが体験できます。
- オンライン健康サービス「TONE Care」
- 充電中に自動で貯まるポイントプログラム「TONE Coin」
- フィルターバブルを防ぐ「free pass」
TONE Care
気軽に医師に健康相談ができる、Preメタバース時代のオンライン健康サービス。
- スマホから集めたデータ(歩数・運動強度・アプリ利用時間など)をAIがモニタリング
- AIが「芳しくない」と判断すると健康相談を提案
- オンラインで健康相談
健康相談サービスは、お医者さんに相談できる本格的なものです。
対応時間は平日10時~22時(要予約、無料)
- 一般的な健康相談は1回15分
- ゲーム、スマホ依存症の相談は1回30分まで
仮想現実の空間でアバターを通じてさまざまなことができる「メタバース」。
ゲームよりも依存性が高いといわれています。そのため、依存症治療に携わってきた神戸大学の曽良一郎教授監修の元、オンラインで健康相談だけでなく依存症相談もできる体制が形成されました。
2022年5月現在でも、トーンモバイルでは「ライフログ」として歩数や消費カロリー、心拍数の計測”奇跡の研究「中之条メソッド」”により健康管理を行う機能が搭載されています。
現状は、活動量の可視化・歩数に応じてTポイント付与による健康促進までの機能を、健康相談の提案から実際の相談まで、スマホで得られたデータをより活用していくイメージですね。
AIが健康までサポートしてくれる!
TONE Coin
充電中にプログラムを動かすだけで、TONE Coinが貯まる新しいポイントシステム。
- 充電中に「TONE Coin」アプリを起動
- 電源、CPU、ストレージなどの余剰リソースを提供
- マイニングに成功するとTONE Coinがたまる
ブロックチェーン技術を活用した暗号コインシステムで、暗号通貨「Ethereum」(イーサリアム)互換のネットワークを利用したものです。
ちなみに、1時間あたり3%程のバッテリーを消費するものの充電中以外にもアプリを作動させておくことも可能。より貯めたい方はチャレンジしてみては?
獲得したTONE Coinは、トーンモバイルの月額料金の支払いに使えるようになる予定。
free pass
安心してインターネットに接続できる、アンチフィルターバブルの世界観の提供。
フィルターバブルとは、インターネット上で取捨選択する情報に偏りが生まれる現象のこと。
例えば「猫」についてインターネットで検索した結果、「猫」に関する情報が自動的に流れてくる。そんな経験があるのではないでしょうか。
私たちユーザーが見たい情報だけがフィルターを通過し(=パーソナライズ)、見たくない情報はフィルターからはじかれる仕組みが、あちらこちらで採用されています。
その結果、自身の考え方や価値観の「バブル(泡)」の中に孤立するということに。
好みの情報を楽に入手できる一方、視野が狭くなったり、自分と異なる価値観・考え方に触れる機会がなくなってしまうというデメリットもあります。
社会問題に積極的に取り組むトーンモバイルらしい機能ですね。
トーンモバイルe22のアクセサリーは?
e22用のオリジナルアクセサリーとして、公式サイトでは以下6点が用意されています。
- 耐衝撃性の高いケース(\ 2,915)
- 手帳タイプのケース(\ 3,080)
- TPUケース(\ 1,650)
- 高光沢フィルム(\ 1,320)
- 耐衝撃アンチグレアフィルム(\ 1,760)
- AC/USBケーブル(\ 2,750 )
楽天やamazonでも、e22対応のフィルムやケースが多数販売されています。
e21かe22どっちが向いている?
この記事を書いている私(=40代ママ)は2022年5月時点で、e21を使っています。
画面の大きさやスペック共に不満を感じていませんが、ワイヤレス充電・CPUの向上・TONE Laboに興味があるのでe22へ乗り換え予定です。
本来21,780円で販売されていたe21が2022年2月より9,980円に値下げされたのは衝撃でした。
価格差11,800円!
特にこだわりなく「普通に連絡が取れればOK」とお考えの方はe21がおすすめです。出先でpaypayなどの電子決済OK、見やすい画面、大容量のコスパがいい端末。
「TONEファミリー」などのサービスはe21・e22共に共通で利用可能です。
以上【2022年6月発売】5G対応のトーンモバイル最新機種e22!変更点とできること解説…でした。