iPhoneにSIMを差すだけ「TONE for iPhone」Androidプランとの違いを解説

お下がりiPhoneを子ども用にしたいなぁ。できることに違いはある？

トーンモバイルをiPhoneで使う「TONE for iPhone」。

見守り有料サービス「TONEファミリー」を合わせて契約すると、お手元のiPhoneがAIが見守る安心スマホに。

本記事では、トーンモバイルオリジナルAndroid端末プランと比較し解説。

オリジナル端末での契約かiPhoneでの契約か迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

TONE for iPhoneプランとAndroidプラン基本のサービスは同じ
TONE for iPhoneプランは違約金ゼロが魅力だが見守り機能がやや弱い
「TONE for iPhone」が契約できるのはドコモショップのみ
1. トーンモバイルで使えるのはiPhone 6s以降の機種
2. TONE for iPhoneプラン契約時に必要なもの
まとめ：TONE for iPhoneのメリットデメリットを理解してから契約しよう

TONE for iPhoneプランとAndroidプラン基本のサービスは同じ

トーンモバイルはオリジナルAndroid端末のe21　rev.2かe22もしくはiPhoneでの契約となります。

▼同じサービス内容

月額基本料金（税込み1,100円）
動画以外インターネット使い放題
毎月動画1GB無料（それ以上は動画チケット購入）
ドコモ回線利用
2つの電話番号がもらえる

基本サービスは全く同じです。

目次に戻る

TONE for iPhoneプランは違約金ゼロが魅力だが見守り機能がやや弱い

▼違うサービス内容

内容	iPhone	オリジナル端末
違約金	ない	ある
TONE ファミリー	一部使えない	全て使える
置くだけサポート	対象外	対象
TONE Labo	対象外	対象
ウイルスチェック・遠隔サポート	対象外	それぞれ月額330円（初月無料）
拡大鏡・ One・ TONEストア	対象外	対象
090 音声通話（国内）	11円/30秒	カメラのキタムラ ➡18.7円/30秒ドコモショップ、 TONEサイト ➡11円/30秒
貯まるポイント	ｄポイント	カメラのキタムラ、 TONEサイト ➡Tポイントドコモショップ ➡ｄポイント

※金額は税込み価格

「対象外」となっているポイントを見てみますと…

「置くだけサポート」はオリジナル機種の不具合をチェックするものなので、iPhoneには不要。

トーンモバイルのオリジナル機種で使える「置くだけサポート」の使用例 — 置くだけサポート使用例

「ウィルスチェック」が提供されていませんが、iPhoneはWindows, macOS, AndroidなどのOSと比べた場合、安全な仕組み。iPhone端末の設定や日ごろの使い方でリスクを抑えることができます。

アプリの「One」は、iPhoneでいうところの「iCloud」のようなものなので、使えなくても不便はないでしょう。

となると、確認すべき大きな違いは…

違約金のありなし
「TONE Labo」が使えない
見守りサービスが弱い

の3点ですね。順に解説します。

オリジナル端末→iPhoneプラン変更には最低利用期間が継続される

TONE for iPhoneには、最低利用期間も違約金もありません。

一方、オリジナル端末では24ヶ月の最低利用期間内の解約には違約金1,000円が発生します。

注意すべきは、オリジナル端末での契約からiPhoneへ変更した場合。

オリジナル機種の最低利用期間が継続されるので、iPhoneプランに変更してもオリジナル端末の契約開始から24ヶ月以内の解約には違約金1,000円（不課税）が発生します。

「TONE Labo」が使えない

TONELABOは、オリジナルAndroid端末e22プランのみで参加できるサービスです。 — 引用：トーンモバイル公式

「TONE Labo」とは5G時代のスマホ生活を先取りできる実証実験プロジェクトとして提供されているサービスのこと。（無料）

2023年2月時点で、対象はトーンオリジナル端末e22のみとなっています。

具体的には気軽にお医者さんなど（公認心理士、薬剤師、精神保健福祉士など国家資格保有者）に、オンラインで相談できる「Tone care」や、充電中にプログラムを動かすだけでポイントが貯まる「Tone coin」などです。

他の格安スマホ会社では見られない、トーンモバイルの魅力が詰まったサービスです。

見守りサービスが弱い

見守り機能「トーンファミリー」の中で制約があったり、使えない内容は以下のとおり。

内容	子端末が iPhone
アプリごとの利用制限	特定アプリのみ
アプリごとの利用時間帯制限	特定アプリのみ
利用ブラウザを「あんしんインターネット」のみにする	条件付きでできる
ジオロック機能（特定の場所での端末ロック）	できない
端末時間制限（特定の時間での端末ロック）	できない
ホーム画面の変更・固定	できない
家族サポート（家族の端末から遠隔操作）	できない
利用状況の把握	できない
ライフログデータ閲覧	できない
伝言	できない
エアノック	できない

※子端末がTONE端末の場合は上記内容全てできます

「アプリごとの利用制限・利用時間帯」は、App Storeの年齢レーティングによる4段階の制限（制限しない/アプリの対象年齢 17歳未満/12歳未満/9歳未満）のほか、以下一部アプリが対象です。

▼制限対象アプリ

分類	サービス名称
ゲーム	パズル&ドラゴンズ、モンスターストライク、ディズニーツムツムランド、荒野行動、PUBG MOBILE、フォートナイト、Minecraft、ウマ娘、原神プロ野球スピリッツＡ、
動画	Abema TV、 Amazonプライム・ビデオ、 Netflix、dTV、Hulu、 niconico、U-NEXT、 TVer、DAZN、ツイキャス・ライブ、ツイキャス・ビュワー、TikTok、 YouTube/ YouTube Music Mildom 、Mirrativ、ミクチャ、Pococha
音楽	Apple Music、AWA、 Spotify
SNS	LINE/ LINE MUSIC、Facebook、 Instagram、Twitter、 Peing-質問箱-、ひま部、ぎゃるる、Discord、 ZEPETO、Zenly、Tinder
ショッピング	メルカリ
ニュース	Yahoo! ニュース

参照：アプリ利用制限の対象となるアプリはなんですか（トーンモバイル公式）※2022 年 1 月 5 日時点

トーンオリジナル端末ではLINE内のゲーム・オープンチャットまで制限可能ですが、「TONE for iPhone」ではそこまでの制限ができません。

また、YouTube/YouTube Music、ツイキャス・ライブ/ツイキャス・ビュワー、LINE/LINE MUSICはセットで制限されます。（オリジナル端末プランでは、個別に設定可能）

なので「TONE for iPhone」でLINEの制御時には、LINE Music、LINE マンガなどのLINE社が提供するサービスも同時に制御されます。

個人的にはここがiPhonプランにするか、オリジナル端末プランにするかの判断基準かな？とも思います。

トーンモバイルでLINEを使う！子供も登録・通話・制限OK｜設定方法解説

トーンモバイルではLINEが使えます。2021年3月1日より、LINE登録にSMSオプションは不要に。基本料金プラン内で090/080/070と050の番号両方持てるようになったからです。他社にはない制限方法を知りたい方は是非ご覧ください。

トーンモバイルでは制御を主にネットワーク上で行うので、TONE SIMアプリを削除すると契約者に通知が届き、ネットに繋がらなくなります。

ともこ

スマホ制限解除の抜け道なし！

目次に戻る

「TONE for iPhone」が契約できるのはドコモショップのみ

トーンモバイルをiPhoneで使う「TONE for iPhone」は、全国のdocomoショップで契約できます。（電話かWEBからの事前予約が必要）

契約店舗にSIMの在庫があれば契約当日に受け取り可能、ない場合でも契約後最短2日～配送されます。

トーンモバイルで使えるのはiPhone 6s以降の機種

「iPhone 6s」以降 (iOS15以降)で、ドコモ回線で使える端末（ドコモ用端末、SIMフリー端末、SIMロック解除済み端末）なら使うことができます。

▼「iPhone 6s」以降の機種一覧

iPhone 6s / 6s Plus / 7 / 7 Plus / 8 / 8 Plus / X / XR / XS / XS Max / 11 / 11 Pro / 11 Pro Max / SE(第1世代) / SE(第2世代) / SE（第3世代） / 12 / 12 mini / 12 Pro / 12 Pro Max / 13 / 13 mini / 13 Pro / 13 Pro Max / 14 / 14 Plus / 14 Pro / 14 Pro Max

また、手元にiPhoneがなく中古で購入したいなら、返金保証付きのにこスマがおすすめ。