わが家の娘が「スマホを持ちたい!」と言い始めたのは「お友達とLINEで連絡を取りたい」という理由からでした。
共働きでお留守番の時間が長いお子さんや、学校や習い事に通われるお子さんともLINEで連絡がとれたら安心ですよね。
要点を先に言うと
トーンモバイルでLINEアプリは問題なく使えます。もちろん、お子さんのみの契約でも大丈夫。
見守りオプションサービス「トーンファミリー」加入で、時間帯・総合利用時間のLINE制限ができます。
さらにトーンオリジナルAndroid端末ではLINEをOKにしつつ、LINEゲーム・オープンチャットNGなどの細かな制限もOK。
トーンモバイルでできるLINE制限について詳しく知りたい方は、続きをどうぞ。
TONEファミリー初月無料
それでは、早速まいりましょう!
トーンモバイルでLINE使えます!
トーンモバイルでは、LINEアプリを使うことができます。
文字での連絡「LINEトーク」はもちろん、お子さんがお友達と使いたいLINEの機能全て使えます。
LINE通話・LINEビデオ通話もできます
LINEで友だち追加した相手となら、LINEを使った電話「LINE通話」が使えます。
LINE通話での通話料は0円。
トーンモバイル公式サイトでは『ビデオ通話の利用時にはWi-Fi環境、動画チケットの利用をおすすめします。』とあります。
が、神奈川県のショッピングモール内や住宅街付近では、Wi-Fi環境や動画チケットなしで問題なく使えました。
あった方がより安定しますよ、という感じですね。
トーンモバイルでの「動画」扱いについて詳しくは、トーンモバイルの動画チケット対象になるのは?制限と1GBプレゼントを活用しようをご覧ください。
ちなみに、全国のドコモショップもしくはカメラのキタムラの一部店舗で契約予定なら、▼こちらのクーポンをご活用ください。(動画チケット10GBがもらえます)
オンラインと店舗での契約の違いについては▼こちらをご覧ください。
LINEの登録方法も簡単です。
トーンモバイルにLINEを登録する方法(SMSオプション不要)
LINE登録時に注意すべきポイントは以下の2つです。
- 090電話番号で登録する
- 「友だち追加設定」で、チェックボックスを2つとも外す
LINE登録の手順と共に、注意点を見ていきましょう。
- step1PlayストアからLINEアプリをインストールして起動
- step2<注意1>090(080/070)~の電話番号を入力
TONE電話の番号(050~)ではSMS認証ができないので、必ず090電話の番号で登録しましょう。
- SMS認証とは
- SMS(携帯電話番号だけでメッセージのやりとりができる仕組み)を使って本人確認をすること。
- step3SMSで届いた認証番号を入力
LINEからTONE端末に届いた4桁の認証番号を入力します。
- step4「アカウントを新規作成」を選択する
- step5パスワード登録
半角英字と半角数字の両方を含む半角6文字以上で、任意のものを設定します。
このパスワードを使う場面- 機種変更時のLINEアカウント引き継ぎ
- 端末故障や紛失にLINEアカウントを復旧する
- step6プロフィールアイコンと名前を決める
アイコンと名前はいつでも変更可能です。
- step7<注意2>友だち追加設定
- 友だち自動追加
- 友だちへの追加を許可
両項目とも「オフ」(=チェックを外す)にしましょう。
自働的に友達追加してしまう/されてしまう機能です。便利な反面「そこまで親しくないかな…」という人までつながってしまうことを防ぐためチェックを外すことをおすすめします。
- step8サービス向上のための情報利用に関するお願い画面を確認
内容を確認して問題がなければ「同意」をクリック→登録完了です。
トーンモバイルで子供のLINE利用制限
有料見守り機能、TONEファミリーでLINEの利用制限ができます。
格安スマホ会社によって、月額利用料金や見守り機能の利用料金はそれぞれです。
スマホ 会社 | トーン モバイル | OCN モバイル ONE | mineo |
月額 利用料 | 1,100円 | 990円 | 1,518円 |
データ量 | 無制限 | 3GB | 5GB |
見守り料 | トーン ファミリー 308円 | マイセキュア 275円 | ジュニア パック 220円 |
合計 | 1,408円 | 1,265円 | 1,738円 |
合計金額だけで見ると、トーンモバイルより安くなるスマホ会社もあります。
が、大事なのはどんな制限・見守りができるかですよね。
トーンモバイルでは、LINE内アプリまで利用制限ができます。
LINE内アプリの利用制限可能(トーンオリジナル端末のみ)
トーンモバイルではLINE内アプリの個別制限もできます。(オリジナル端末)
LINEはひとつのアプリ内で、トークや通話・オープンチャット・ゲームや買い物などもできる、統合的なアプリ=「スーパーアプリ」です。
LINEトークやLINE通話は便利だけど、知らない人とも会話できちゃうオープンチャットは使わせたくないなぁ。
他社の利用制限では、LINEを「使える」「使えない」の2択のみです。
一方、トーンモバイルなら「LINE内のこの部分は使えないように」と個別制限ができます。
見守り機能(トーンファミリー)から、簡単に設定できます。
- 見守り機能(トーンファミリー)を申し込む
- <親端末>トーンファミリー管理画面より、子端末のホーム画面を「Teen」に設定
- <子端末>LINEアプリダウンロード、新規登録
- <親端末>トーンファミリー管理画面より、ダウンロードアプリ→LINE→「LINEアプリを個別に許可」タブから任意の設定を選択
順次対応アプリを増やしていく予定とのこと!
TONEファミリー初月無料
その他に、お子さんの自立を促すような制限方法もあります。
2種類の利用時間制限可能
LINEを無制限で利用可能にする他、
- 時間帯によって使える
- 設定した合計時間まで使える
2通りから設定が可能。他社有名格安スマホでは以下のようになっています。
スマホ 会社 | スマホ 本体 利用制限 | アプリ毎 総合 利用時間 | アプリ毎 時間帯 制限 |
---|---|---|---|
トーン モバイル | 曜日単位 30分単位 | できる | できる |
マイネオ | 平日/土日 単位 1時間単位 | できない | できない |
OCN モバイル ONE | できない | できない | 時間帯は 同じ |
ここで注目すべきは、トーンモバイルには「アプリ毎の総合利用時間」という制限方法もあること。
- 時間制限とは:〇時~〇時までは使っていいよ
- 総合利用時間制限とは:〇時間(分)以内なら使っていいいよ
「総合利用時間制限」では、「(後で使えなくなったら困るから)今はこれくらいにしておこう」というように、自発的にスマホの使い方を学べる点がメリットです。
ママ友の話を聞いていて「最初の子どもとの話し合いと制限方法」がいかに大事か痛感しました。
- 口約束では「言った言わない」になってしまう
- 罰則を決めていても「子どもがうるさいから仕方なく…」とうやむやにしてしまう
- 強制的に制限をかけると親子の関係が悪化してしまうことも
親子で話し合い納得のいく方法を決めたら「仕組みで固定」するとお互い負担がありません。
不都合なら、何度でも話し合って変えればOK!
安全のためにルール作りを
文字での連絡は表情や言葉のニュアンスまで伝わりづらく、ちょっとした勘違いからトラブルに発展することもあります。
「LINEトーク」トラブル防止の為、わが家ではこんなルールを決めました。
- 悪口をかかない/個人情報を出さない/写真を送らない
- コメントを送る時は、正しく意図が伝わるか確認してから送る
- 積極的に絵文字やスタンプも使ってみる
- 相手がどんな気持ちで送ったコメントなのかわかりづらかったら、直接聞いてみる
他社見守り機能ではSNS上での発言についてチェックをかける機能もあります。
が、それは「起こってしまった後」のアラート。
そうなる前に親子でルールを話し合い、LINEの機能設定を確認しておきましょう。
LINEニュースはいろんな情報があふれており、子どもにはふさわしくない内容も。
お子さんに渡す前にそっと設定変更しておきましょう。
- ホーム画面の右上にある歯車アイコンをタップし、設定画面を開く
- 設定画面の中程にある「通話」をタップ
- 「通話」画面の一番下にある「通話/ニュースタブ表示」をタップ
- 「通話」を選択
- 「変更」をタップ
これで、LINE画面下の「ニュース」タブが「通話」に変更されます。
とはいえ、LINE内での設定なので子どもが設定を変えてしまえば見えてしまいます。
何が危険なのか、どうしてか。普段から親子で話すことで、インターネットやスマホとの上手な付き合い方が育まれます。
補足として、LINEで使えない機能についても見ておきましょう。
トーンモバイルでLINEの年齢確認は使用不可
多くの格安スマホ同様、トーンモバイルでもLINEの「年齢確認」機能(=使用者が18歳以上かを確認する)は使えません。
「年齢確認」機能が使えないことによって、できない機能は以下の2つです。
- LINE ID検索
- 電話番号検索
上記2つは、対面していない場や共通の友だちがいない場合でも友達追加できる機能です。便利な一方、誤って流出してしまうと
- 迷惑な電話やメッセージが大量に届く
- 個人情報が抜き取られてしまう
というリスクも伴います。
「LINE ID検索」や「電話番号検索」以外で友達追加(=LINEの連絡先登録)する方法は
- 「QRコード」で友だちに追加する(対面)
- 自分のLINEアカウントの「URL」をGmailなどで送って友だち追加してもらう
- トーク上の「連絡先」から紹介してもらう(共通の友達がいる場合)
- 「グループ内のメンバーリスト」から友だちに追加する
- 「知り合いかも?」から友だちに追加する
このように何パターンもあり、「年齢確認」機能が使えなくても全く問題ありません。
娘によると「対面でQRコード読み取り」で友だち追加することが一番多いとのこと。
トーンモバイルとLINMOを比較
最後にLINEアプリを使ったトーク、音声、ビデオ通話が使い放題になる格安SIM「LINMO」との違いを確認しておきましょう。
※LINMOは想定利用量が近い3GB「ミニプラン」、トーンは見守り機能付きで計算しています。
トーンモバイル | LINMO | |
---|---|---|
利用 ネットワーク | docomo 回線 | ソフトバンク 回線 |
データ量 | 動画以外 無制限 | 3GB |
電話番号 | 2つ | 1つ |
最安通話料 | 5円 | 22円 |
月額利用料 | 1,518円 | 990円 |
契約手数料 | 3,733円 内訳▼ ・ 契約事務手数料:3,300円 ・ SIMカード手配料:433円 | 0円 |
最低利用 期間 | 2年間 (違約金1,000円) ※iPhoneプラン はなし | なし |
LINE制限 | 【オリジナル端末】 ・LINE内 個別制限 ・30分単位 ・総合時間 【iPhone】 ・時間帯制限 | 1時間単位 |
追加チケット (1GB) | 330円 | 550円 |
契約 | ・オンライン ・実店舗 | オンライン のみ |
LINMOはソフトバンクから2021年3月に誕生した、オンライン専用ブランドです。
LINMO「ミニプラン」の3GBを使い切ってしまった後は、月末まで速度制限(送受信時最大300kbps)がかかります。
またオンラインでスマホ端末の販売は行っておらず、家電量販店などで準備しなければなりません。
トーンモバイルは契約手数料や最低利用期間があるものの、データ無制限・オリジナル端末購入可能・利用制限が手厚いのは使いやすいポイントです。
また、小学校低学年のお子さんなど「連絡先は家族間のみ」という方には、TONEファミリー専用アプリ「Oneファミリー」がおすすめ。
SNSメッセンジャーアプリの便利さを損なうことなく、危険性ゼロ・「通話料無料」の通話機能付きのアプリです。
まとめ:トーンモバイルで制限を活用してLINEを安全に楽しもう
今回の記事では、以下の内容について解説しました。
- トーンモバイルでLINEは使えるか
- トーンモバイルでのLINE登録方法
- トーンモバイルでできるLINE制限方法
- トーンモバイルでできないLINE機能
- LINMOと比較
トーンモバイルでは、LINEトーク、LINEスタンプ、LINEビデオ通話などLINEアプリの機能を使うことができます。
できないのは「年齢確認」で、ID検索や電話番号検索機能が使えません。
が、トーンモバイルをお子さんに持たせるなら、スマホに表示させたQRコードを読み取っての対面での友達追加が一般的なので問題ありません。
トーンモバイルなら、「LINEトークはOKだけどLINEオープンチャットはNG」といった他社では難しい細かな制限をかけることができます。
豊富な制限方法があるので、お子さんと話し合ってベストな使い方を選べます。
TONEファミリー初月無料
以上、トーンモバイルでLINEを使う!子供も登録・通話・制限OK|設定方法解説…でした。