トーンモバイルは月額基本料金内で「インターネット使い放題+動画も1GBまで」見られます。
「今月は後何ギガ使える?」と気にすることなく使えるのがメリット。
とはいえデータの通信速度も大事ですね。
希望のデータ速度と合致していなければ「こんなはずじゃなかった…」となってしまうことも。
そこで、実際にトーンモバイルを使用している筆者が毎月計測し、実情をお伝えします。計測箇所は限定してしまいますが参考になれば幸いです。
なお、トーンモバイルオリジナル機種「e22」は5G SA対応です。
5G対応エリアでは上記画像のように圧倒的な速さを出していました。
自画撮り被害防止カメラ付き
それでは、早速まいりましょう!
※最新情報へ記事修正中です(2023/06/09)
【2023年最新】トーンモバイルの通信速度を検証
平日
平日 | 下り | 上り |
---|---|---|
10時台 | 18.5 | 6.29 |
12時台 | 79.5 | 42.1 |
14時台 | 109.8 | 13.1 |
16時台 | 0.7 | 14.3 |
18時台 | 0.5 | 10.0 |
数字上で一番速度が遅い18時台でも、実際にはネット検索、地図検索、Twitter、インスタグラムなどのSNSも、問題なく使えました。
インスタのリール再生もされるし、Twitterで流れてくる動画も動画チケットなしで見られます。
帯域に余裕がある時はまれに、動画チケットなしでもYouTubeが見れる模様。ただし、あくまでもオマケ程度に考えておいた方がよさそうです(^^)/
一般的に混む時間帯(朝の通勤・通学時間帯、夜)は、トーンモバイルでも遅くなります。
インターネット上に用意された楽曲ライブラリから、無料で再生できるサービス「Spotify」。1か所でとどまっている時は快調に再生されるも、電車での移動中にはとぎれてしまうこともありました。
「音楽ストリーミングアプリ」はデータ量が多いため、トーンモバイルの「動画以外ならデータ無制限」の「動画」扱いになっているからです。
そんな時は基本料金に含まれる1GB分の動画チケットを利用。
音楽再生も動画閲覧も快適です。
▼実際のリサーチ結果はこちら
何も考えず、室内パソコンの近くで計測しました。
e21ではこのような計測結果が多かったので「これくらいかな?」と感じていたのですが…
そいえばホームルータ―なんかは窓際に置くといいって言ってたよね?
と、思い出し12時ごろに窓際のソファーで計測してみたのが下の結果▼
通常であれば遅くなりがちなお昼の時間帯でも、約80Mbpsの速度が出ていました。(窓際室内)
同じe22でも窓際と室内でスピードに違いがあったので、1世代前のオリジナル機種e21も一緒に計測してみました。
同じ場所、同じタイミングでの計測でこの差ですから、やはり4Gか5Gかの違いが大きいようですね。
と、思っていたら16時台は5G対応のe22の方が低速に。
やはり、混みあってくると遅くなるのは仕方ないですね。
…それにしても?と、改めてdocomoの5G回線エリアを確認してみると、計測値は微妙に5Gエリアから外れていました(汗)。
2023年8月末には対応エリアになるようなので、そのころにはよりスピードアップするかも?!
18時ごろはe21・e22共に一番遅い結果に。
とはいえ、Googleスピードテスト画面にもあるようにウェブの閲覧には支障ありません。
休日
休日 | 下り | 上り | 平均 |
---|---|---|---|
15時台 | 2~9 | 13~14 | 下り:6 上り:14 |
18時台 | 8~16 | 27~31 | 下り:12 上り:29 |
トーンモバイルでテザリングも可能
トーンモバイルオリジナルAndroid端末なら、別途オプション申し込み不要でテザリングができます。※TONE SIM(for iPhone)は、VPN経由のインターネット接続のため、テザリング不可。
- そもそもテザリングって何?
- テザリングとは、インターネットに直接接続されていないパソコン・タブレット、ゲーム機などをスマートフォンの機能を使ってインターネットに接続させること。
この機能を使えば外出先でもスマートフォンをアクセスポイントとして、インターネットが使えるようになります。
接続方式は以下の3とおり。
- Wi-Fi接続
- Bluetooth接続
- USB接続
接続方法もとっても簡単ですよ。
設定>ネットワークとインターネット>アクセスポイントとテザリング>Wi-Fiアクセスポイントの順にタップ。「Wi-Fiアクセスポイント」をONにします。
テザリングしたい端末のWi-Fi機能をONにし、しばらく待つとトーンモバイル端末を検出します。
テザリングしたい端末へトーンモバイルのアクセスポイントパスワード(タップすると表示される)を入力すればOKです。(使い終わったら、トーンモバイルのアクセスポイントをオフにしておきましょう。)
Wi-Fi | Bluetooth | USB | |
---|---|---|---|
安全性 | USB接続 よりは劣る | USB接続 よりは劣る | 有安全性が高い |
速度 | Bluetooth より速い | 比較的遅い | 速い |
電池消費 | 多い | Wi-Fiより 消費は少ない | 外部接続機器から 充電しながら 接続も可能 |
その他 | ・ケーブル不要 ・複数端末 同時接続可能 | ・ケーブル不要 | ・ケーブル要 |
トーンモバイルはドコモ回線使用
ドコモ回線は専用アンテナや小型基地局が多く配置されているのが特徴で、通常つながりにくい「山」や「海」でさえもつながりやすいというのが特徴。
なので「全国ほぼどこでも繋がる」と言われているんですね。詳しい回線エリアはこちら(docomo公式ページに飛びます)
トーンモバイルはそのドコモ回線を使っているので、同じように全国どこでも使えます。(トーンモバイルで使える回線はドコモ回線のみです)
トーンモバイルオリジナル機種e22対応の5G SAとは?
「5G SA(スタンドアローン)」とは、最新のモバイル通信方式である「5G」を制約なしで機能をフル活用できる形式のこと。通常の5Gよりもさらに高速・大容量な通信を可能にします。
2022年8月~個人向けに開放され、ドコモにてサービスが開始されています。
トーンモバイルでは、オリジナル機種e22のみ5G対応可能。
2023年6月現在、トーンモバイルでは5G SAのサービス開始時期は未定ではありますが、5Gに興味がある方はオリジナル機種e22を選ばれることをお勧めします。
トーンモバイルは動画視聴やゲームはWi-Fi接続時のみと決めている方におすすめ
トーンモバイルのような格安SIMの通信速度は、複合的な要因でスピードが上下します。
- 時間帯(混みあう時間帯:12~13時や18~21時)
- 移動(電車や自動車での移動中)
- 端末の状態(データ容量の空きが少ない、同時に複数アプリが動いている)
- イベント(近所で多くの人が集まるイベントが行われている)
- ユーザー数(利用者数が増える)
実際にトーンモバイルを計測してみて、携帯会社大手のサブブランド並みの速度を出す時間帯もありますが、かなりスピードが落ちる時間帯もあることが分かりました。
ただしトーンモバイルには、他社で一般的にスピードが遅くなる原因の「同じ電波を使っている人が大量にデータを使う」という項目はありません。
「同じ利用量を支払っているのにそれは不平等」という理念のもと、大容量のデータアクセスには制限がかかり公平性を保っているからです。
- 2022年8月10日より1GB動画チケット無料に
- 基本プランがバージョンアップされ、全ユーザー対象に「動画チケット」が1GB分毎月込みとなりました!基本料金(1,100円)はそのままに、動画1GB分も快適に見ることができます。1GBチケットは、当月内に限り有効で、翌月1日に失効します。
データ量が必要であれば、1GB330円の動画チケットを購入することもできます。
ご家庭にWi-Fi環境があり、外出先では動画を見たりゲームをしないという使い方の方には全くストレスを感じない速度です。(QR決済もOK!)
自画撮り被害防止カメラ付き
以上、トーンモバイルの速度は遅い?速い?評判も併せて検証してみた…でした。